マッキー

ウインド・リバーのマッキーのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.0
恥ずかしながら
ネイティブアメリカンへの知識が
全くなかった自分にとっては

この境遇に苦悩する描写が
もっともっとあってもよかった。
もっともっと理解したい、と
思いました。

辺境に追いやられた彼らの苦悩は
想像を絶するものだとは思うけど、

若者の主張や少女殺害理由が明らかに
なっても全くもって納得はできない💢
「仕方ないよね…」にはならない💢

でもなまじっかフィクションではない
この現状にはやはり心苦しく悲しく
切ない気持ちになったし、いろいろ
考えさせられました。。。

家族や友情に静かな熱さ強さを持つ
主人公には救いもあるし、でも逆に
彼の諦めや疲れ・絶望に似た思いに
感じ取れてしまうところもあって、
相反する心情には引き込まれました。

話としては物足りなさもあったけど、
こういう土地の境遇を知るのにも
しっかりと世に出回るべき題材、
という感じはしましたね。


サスペンス映画としては…
途中、彼女に何が起きたのか、
答え合わせが急な感じがして
(それ自体は粋な演出でしたが)

少々納得できない〝あること〟も
気になって強引な感じがしちゃいました。


★詳しくはコメント欄でネタバレ↓
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