このレビューはネタバレを含みます
雪と静寂がとてもリアルで見ているこっちまで寒々しくなった
こんなところに強制移住させられたのか…
そのうえ、さらに血まで凍りそうな凄惨な事件
かなり胸が痛みました…
淡々とテンポよくストーリーは進む
映像と演技が素晴らしくて本当に重苦しい気持ちになります
捜査とかもああならずに済むにはどうすりゃよかったんでしょう
あとから見れば確かに警備会社の同僚くらいしかはかなり濃厚な容疑者だったわけで、もっと警戒してもよかったのかもしれないが…
単なるサスペンスだけでなく細かなところなど隅々にネイティブアメリカンの社会背景がちりばめられている、後から振り返ってきづく点も多かった
まあ、だから本作が社会派サスペンスと言われているわけなのだが
振り返ってよく考察してみたい
ジェレミーレナーの演技すごい
「ここでは運じゃないんだ…」から始まる一連のジェレミーのセリフ、被害者は雪の中10キロ走った(犯人は100メートル程度)という対比が大変印象に残った。