ある一日の午後5時から5時11分までのスリリングな日常を描い描いたリアルタイム サスペンス。大都会に暮らす いわくありげな人々に起こる11分のドラマをモザイク状に構成した群像劇。
観終わった後、心に何も残らないような、いやいやズドーンとすごい何かを残されたような、どちらの感覚にも陥りました。結局、登場人物の誰の事も深く知る事ができず、それは大した意味はなくそれが人生というものなのか。人生は不条理。滑稽。運、不運。大きな事件でも小さな日常でも切り取ると大して変わらない無数の選択の積み重ねなのか。とかなんとか意味分からない事をぐるぐる考えてました。
この監督さん、78歳を超えてこの作品を作られたとかすごい。