なおまる

帝一の國のなおまるのネタバレレビュー・内容・結末

帝一の國(2017年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ダンの国 もしくは
光明の国 にした方がよかろう。

帝一のモブ感がぬぐえない。

ヒーロー感がまるでないのである。
父親と和解してしまったがために、総理大臣を目指す理由がなくなってしまった。彼の大義はどこにあるのか?

氷室ローランドのクソ雑魚感もいただけなかった。大志も倫理観もない。堕ちていく過程も心理描写が甘く共感できない。対する森園さまは美しい物腰、清廉潔白にして謙虚。ローランドの敗北は自明の理である。

もっと漢と漢のかっこいい選挙戦が見たかった。しかし最後のマリオネット演出は良かった。そしてこんな奴が総理大臣になったら日本は終わりだな、とおもいますた

地上波で放映していて、作業の片手間に観るならいいんじゃないですか、のレベル。
なおまる

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