むぎ

帝一の國のむぎのネタバレレビュー・内容・結末

帝一の國(2017年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

公開時ぶり、人生2回目の帝一!
公開日を調べたらもう6年前だった。信じられない。興奮してレビュー書こうと思ったのにこの衝撃に全部持っていかれた。6年………

それにしても6年も前なのに今年観たどの映画より色々覚えていて、やっぱりストーリーがすごく強烈だったんだなぁと。

これ一見、頭空っぽにして観れるコメディなんだけど、実は色々盛り込まれてるんだよな。親の敷いたレール人生、学校社会の政治体制、選挙、民主主義、支配者、敵と味方と裏切り、お金と災い、仕事と彼女、、

ガチガチの選挙がテーマだから堅苦しくなりそうなところを、戦略やストーリーに小ネタをバンバン仕込み、伝えたいメッセージも切実なただ一つ「ピアノが弾きたい」。わかりやすくてたくさん笑えて、でも考えさせられて、まじですごいめちゃくちゃできた映画。

全員ハマり役だし、菅田の髪型まじでこれ超えるやつないし、間宮は声がひたすらエロくて良い。千葉雄大は当時も今もあまり得意ではないけど、久々に億人先輩見たら可愛いって思っちゃった。

何より2時間未満の映画でここまでお腹いっぱいにさせてくるのが半端ない。ストーリーの量や時間軸としても、気持ち的なボリュームとしても、まじで濃くてすごい。満足感が半端なすぎる。


当時、芽郁ちゃんのEDのダンス完コピしてたなぁ。今もちゃんと踊れてちょっと嬉しかったです。
むぎ

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