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帝一の國のKMのレビュー・感想・評価

帝一の國(2017年製作の映画)
3.2
5.2.@新宿ピカデリー 舞台挨拶

話自体は「半沢直樹」的な人びとの闘争模様をコメディタッチに描いたものでした。
たぶんモデルは「海城高校」なんでしょうが、ほんとにあんな争いあるんでしょうかね。。。拍手の仕方とかリアルにありそう。

さて、主人公の帝一が生徒会長を目指すのですが、次の候補者をいかに擁立するか、というところから戦略的に自分の進退にも関わってくるというのは、本当の政治家みたいでした。
学生のころ、あんなふうに熱心に生徒会活動したら、案外面白かったかも知れない!と思いました。

そして結末、なるほどなーやっぱり最後はそうくるかーと思いきや、そこも帝一の戦術かー抜かりない!!操り人形、、、なるほどな。

全体的には笑える映画でした。あと男子校ってあんなものか、と。



そして、、、、、初めて舞台挨拶というものに行くことができました。
監督、間宮さん、そして菅田さんを遠目でもお目にかかることができ幸せでした。(写真のときにマイク通さず生声聞けて、ああ同じ空間にいる!って一番感じられました)

撮影時の秘話などもありましたが、最後に監督さんが「映画の登場人物たちのように、今回の出演陣もいま必死にもがいてて、これから先この経験がどう役立つか分からないけど、意義のあることなんだ、と信じて挑んでくれた大好きな作品なので、愛してあげてください(意訳)」っていう言葉が印象的でした。
いまは若手イケメン俳優ってくくりにされがちだけど、たぶん若いだけじゃなくてもっとさまざまな人に認められたい、って思ってるんだろうな。
(菅田くんも「今日来ていただいた大勢の女性ファンも嬉しいけど、あまりこういう映画観ないようなおじさんやパパ世代にも広めてほしい」って言ってましたね)
今回の出演陣がこれから各自がどういう道を歩むのか、見守っていきたいですね。
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