ところてん

帝一の國のところてんのレビュー・感想・評価

帝一の國(2017年製作の映画)
5.0
原作から好きで、舞台もあってからの遂に待望の映画!!
最初から最後まで悪いところが一切なかった!
そして、映画館で久しぶりに大笑いした。
菅田将暉の全力の演技、面白すぎる…
本当に帝一になりきっていた…総理大臣になりたい!自分の国を作る!という意志がヒシヒシと伝わって来た。
舞台で帝一を演じた木村了さんが、今回は生徒会長の堂山圭吾を演じるということで、とても期待をしていたのだが、やっぱり木村了の顔が本当に綺麗!
帝一の若々しい選挙活動を無茶苦茶に頑張る様子を演じる木村了も最高だったが、
今回の静かに海帝高校をまとめあげる生徒会長を演じる木村了はより更に最高だった。
一つ一つの所作がキビキビ素早く、頭のてっぺんから爪先まで全てが美しかった…流石生徒会長。

それは置いといて、映画の内容は本当に原作に忠実でどのキャラクターの俳優もぴったりで、浮いた感じが全くなくとても見やすかった。
菊馬が出てくるだけでなんとなくふふってなってしまうのも野村周平さんの菊馬がバッチリハマっていたからだと思う。
弾の竹内涼真さんも爽やかで真っ直ぐな人物、ヒムローランドの間宮さんもとっっっっても端正な顔でかつケンカも気も強そうな感じも出ていて、森園先輩の千葉くんは優しそうだけど心の奥では負けず嫌いな気持ちが燃えていることがわかったり、もう語り尽くせないくらい、キャストがはまっていた!!!!

自分の中ではここ最近の映画で1番の満足感のある映画だった。
本当に面白かったので、是非人にオススメしたい。