トム

淵に立つのトムのレビュー・感想・評価

淵に立つ(2016年製作の映画)
3.7
●あらすじ
金属加工所を持つ利雄は妻と娘の3人暮らし。出所したばかりの友人を働かせる事になるが、これが平穏が崩れ去る始まりだった...。

●感想


後味は決して良くは無いです...

家族での食事シーン多く、沈黙が多い。そのため咀嚼音や茶碗音がして逆に美味そうに感じる。

序盤は40分退屈。全体的なテンポも良くない。
〝静〟を使い、浅野忠信の〝動〟を使うのは分かるけど、〝静〟が退屈すぎるんだよね。

ただ後半は〝ありきたりではなく〟サイコパスが信頼を用いて家庭を乗っ取る系な作品ではなかった。これが良かった。明かされていく真実や独特な展開も良い。

白服の浅野忠信は、いきなりキャラチェンしてくるから怖さを感じた。

「気安く言うなよ。」のくだりは痺れた。

結構、意味深多めで考察見ると良いかも
トム

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