犯罪組織・数寄矢会に潜り込んだ潜入捜査官モグラの菊川玲二は、日浦組組長・日浦匡也と兄弟の契りを交わし、思いがけず日浦組若頭に就任。そのころ、容姿・頭脳・人望もピカイチの警官・兜真矢が警視庁組織犯罪対策部課長に就任し、玲二の逮捕に動き始める。一方玲二は、最終ターゲットの数寄矢会会長・轟周宝からチャイニーズマフィア仙骨竜の撲滅と、轟と娘のボディーガードを任され……。
最初の展開が流れる様に進んだため楽しむというよりあらすじを聞かされている印象。その後もサクサク進んでいくので置いてきぼり感半端ない。
全体的にいまいちだったが、ラストのビルから逃げる際、頭を虎にかぷりとされクルクル周りながら落ちていくのは吹き出して笑えた。玲二の涙も虎の涙も兎に角おかしくて笑えてしまった。