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我が美しき壊れた脳のPianoのレビュー・感想・評価

我が美しき壊れた脳(2014年製作の映画)
3.8
強いな。
自分の壊れた新しい脳と向き合って生き続けることが医療の前進と、同じような病の仲間達の再生への一助になることがモチベーションなのか。
健康でも他の色々な制約を乗り越えて、自分の人生を進んでいくのと、結局は同じかもしれない。
映画ファーザーは、あるタイプの認知症の人が見えている世界を我々に体現させているが、このドキュメンタリーでは、脳出血で脳のある部分に障害を持った人の見える世界を体現させている。
隣人の立場で言えば、その人を理解し的確なフォローを考える助けになるし、医師であれば、医療的再生プログラムを更新する一助になる。
これもインクルーシブデザイン。
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