一見サバサバしている女医さんと、普通の優しい坊ちゃんとの気楽なラブコメディ。
明るい下ネタだから、家族がいても気まづくない程度に笑える。
背景や理由を描き過ぎず、観ている側に推しはからせるところが、父娘2人の関係性と重なる。自分の道へ歩き出しても、そっと父に寄り添い続ける娘が強くて優しい。
モロッコの街並みやカスバの雰囲気を楽しむ味付けに、大人のラブストーリーを足した感じ。
旅先だけの出来事に終わらせないところが
マラケシュの風景を美しい記憶にさせる。
懐かしい風景にまたモロッコへ行きた>>続きを読む
ラストに向けてグイグイと涙がこみ上げた。
確かに此処までの布石が打ってあったなと最後に気付いた。
自殺を何度も試みては失敗する、頑固だけれど何だかお茶目な爺。
トム-ハンクスはハズレないなぁ。
もう一>>続きを読む
心電図モニターの音を背景に、血の繋がらない3人姉妹が集まって父の看取りをする。
〝あるある〝が詰まっていて、クスッと笑える場面もあるけれど、後半は3人の会話に涙がこみ上げどうしだった。
でもラストのラ>>続きを読む
チリの著名なジャーナリストと文化大臣にもなった妻が、緑豊かな小さな家で、支え合って老後を過ごす姿をドキュメントしている。
認知症になったゴンゴラを、明るく笑いながら支える妻の穏やかな会話と、豊かな自然>>続きを読む
偶然乗せたおばあちゃまの、若かりし頃の苦労や幸せな話を聞きながら懐かしの地を訪ねて巡るうちに、無愛想だったタクシー運転手の心が次第に解けていく。
お礼は思い立った時にしないと後悔する。
ラストは嗚呼っ>>続きを読む
恋する気は無かったけれど、結局いつも身近な人が自分を1番守ってくれている。
渡辺直美さん的な可愛い面白い女性建築士が恋に仕事に奮闘。
ラストの〝皆んなでダンス〝もインド映画みたいだけれど、明るい気持ち>>続きを読む
自閉症の息子をゴールに導く旅。
それは親自身が自らゴールする旅でもある。
そしてデニーロおじいちゃんも、息子の元妻の真っ直ぐな愛の力を借りて、これまで伝えきれなかった息子への愛を清算する旅になった。>>続きを読む
何かを突き詰めるようなストーリーではなく、料理も恋も自然の流れに任せている感じ+時間も短いので気楽に観ることができた、
デンマークの映画だけれど、舞台はほぼトスカーナ。田園風景と丘の上のお城のようなレ>>続きを読む
ドキュメンタリーのような映画。
人の死に直面したことが無いくらいの幼い少女が、大切な父親ともう会えなくなりそうな予感がして戸惑う表情と、奇跡を願う表情がリアル。
生きる世界が違っても2人がずっと一緒に>>続きを読む
設定がいつもながら面白い。
〝ブラッシュアップライフ〝も何とも不思議なファンタジーだったけれど、これまた稀有な世界観。
女子を演じているのではなく、男子が女子の服を着て、女友達とひたすらお喋りしている>>続きを読む
夏休みの始まりにぴったりなライトなラブコメストーリー。
ン10年前にバリ旅行が流行ったなぁ。
バリの伝統的な結婚式を概観できる&海やコテージの風景に癒される。
ジュリア-ロバーツとジョージ-クルーニー>>続きを読む
パリオリンピックからの、パリへ行くおばあちゃまのファンタジーを鑑賞。
優しくて前向きなミセス-ハリスが、ディオール着たさにロンドンからパリに渡り、そこで働く皆を幸せにして帰ってくるお話。
内面だけでな>>続きを読む
小さな弱みとプライドを合わせ持った老若男女3人が、期せずして寄宿舎に居残って共にクリスマス休暇を過ごすうちに、最初は生徒と先生と食堂のおばちゃんという関係だったのが、ラストは家族みたいに自然体で思い合>>続きを読む
ビリーとタガード警部がパート1からそのままお爺ちゃんに育った感じで、自分の〝成長〝に重ね合わせると、思わず泣き笑い。
ビバリーといえばの音楽も懐かしい。
昭和に流行った映画のその後が、こぞって最近製作>>続きを読む
小説&舞台色が濃いところが、英国映画らしくて良い。しっかり組まれたストーリーと俳優さん達の名演技に見入っているうちに、あっという間の2時間だった。
カズオ-イシグロの原作を読みたくなった。
ナチスの時>>続きを読む
アンソニー-ホプキンスと妻君との会話が自然でクスッと笑える。
〝女史的〝母さんも格好良い。
プラハの子供達を助けたい気持ちに国境は無く、皆が思いやりあって慎重に、でも迅速に仕事を進める姿がリアル。
今>>続きを読む
「カラダに良い事」関連のドキュメンタリーを2本見た。これはその1つ。
菜食主義が意外にアスリートのパフォーマンスを上げるそうな。
個人的には肉の見た目の植物性たんぱく質よりは、潔く大豆は大豆、豆腐は豆>>続きを読む
ラストに、そうかミステリーを観ていたんだったと思い出した。
人間が作ったルールではなくて、湿地の自然に寄り添い観察して得た知恵で、昆虫のように懸命に生き抜いた女性の姿をミステリーに乗っけて描いている。>>続きを読む
負けたことがあるというのがいつか大きな財産になる。
アニメだけど体の動きや表情がリアルで、試合の途中に挟まる家族の物語も相まって、シュートが入ると〝やった〜〝〝行け行け〜〝と手を叩いて応援してしまった>>続きを読む
昔からウンチの状態で、ストレスや内臓の病気の予見が出来ると言われていたけれど、太る体質が腸内細菌に関係するとは知らなんだった。甘いものばかり食べていると、甘いものを欲する腸内細菌が住み着くから悪循環に>>続きを読む
CIAが外国の街中で内紛銃撃戦って、いい迷惑なストーリー。
アクションのハラハラドキドキを楽しむ映画。
アナ-デ-アルマスのカーアクションがめちゃクール。
ライアン-ゴズリング、こんな役もハマるのねと>>続きを読む
火星に取り残された宇宙飛行士が、科学技術の駆使と、科学者同士の助け合いによってサバイバルする。
火星人と戦って生き延びる系ではないので、よりリアルな感じのSF。
宇宙での様々な制約を乗り越える飛行士を>>続きを読む
ミュージカルは舞台で。
と思っていたけれど、海や街の風景の中で歌って踊っているのも良いかも。
Kアリーナで「ラ-ラ-ランド」との二本立て上映があり、アリーナ見たさに2度目の視聴。
でも思いの外、音楽ホ>>続きを読む
空間の切り取り方や、色使いが洒落ている。
事ごとへの皮肉っぽい視点もアートで
「落下の解剖学」系。
我々が仕事後は家族が待つ家へ帰るように、アウシュビッツで働いてる人も1日の〝仕事〝が終わると帰宅する>>続きを読む
「バービー」のちょいキモいライアン-ゴズリングと、「セッション」のちょいパワハラのJKシモンズが、なんと2人とも「ラ-ラ-ランド」に出ている!と2度目の視聴。
4年前の初鑑賞時よりも今回の方が楽しめた>>続きを読む
鬼才の指揮者が鬼才のドラマーを見付け、グイグイ鍛えて最高のセッションに到達する。
音響体感シートから来るドラムの振動と音に、クールなジャズでラストは感極まった。
アンドリューが鬼才か見極める為にダシに>>続きを読む
人間の境界というタイトルが絶妙。
色々なラインが人間を取り巻いていることに気付かされる。
移民達が中立地帯をパチンコ玉のように跳ね返される非人道的状態を、命がけで助けようと走り回る活動家達や、見逃すこ>>続きを読む
フォードVSフェラーリというより、フォード内の競争かな。
純粋な技術者達を大企業が取り込んで利用して手柄を横取りするって、ずるいけれどありそうだ。
物作りへの愛ある創始者ならこんな酷い仕打ちはしないだ>>続きを読む
実写版だけれど、漫画っぽくて気楽に楽しめる。
鈴木亮平さんのガン捌きとデレ表情がテンポよくて釘付け。
元バディの妹が、素朴でお色気さんじゃないのが息抜き。
橋爪功さんの裏ボスぶりが、優しい役とのギャッ>>続きを読む
犬は叱って育て、猫はおだてて育てるとか、アメリカの猫は社交的だけれど、日本は人見知りとか、まるで人間のようだ。
そして愛情たっぷりかければ芸も覚えるなんて健気。
モフモフの猫ちゃん達がいっぱい出て来て>>続きを読む
自分をよく見つめて、自分に合った歌を歌えよと、強面のヤクザ達に真面目な合唱部長が良き指導。
えぐい抗争シーンは無く、只々優しくお父さんの眼差しのヤクザと、清楚な悩める高校生の交流にホッと観ていられる。>>続きを読む
「ウィンター-オン-ファイヤー ウクライナ 自由への戦い」を2年前に観て、何故ロシアがこんなにも執拗なのかを垣間見た。
でもここまで戦争が続くとは思いもしなかった。
息が苦しくなるような衝撃的な映像。>>続きを読む
最後に夢が覚めたようにスッとくる〝ちょっと思い出しただけ〝感。
うまい。
脚本の工夫だけでなく、伊藤沙莉さんと池松君の誰にも身に覚えのありそうな、他愛無いイチャイチャが自然で、より一層〝ちょっと思い出>>続きを読む