このレビューはネタバレを含みます
シネマ映画.comのプレミアムシアターで先行配信されてたので、視聴
銀ピカドクロマスクを身につけた殺人鬼、クロムスカルに狙われてしまった記憶喪失の女性の恐怖を描くB級ゴアスラッシャー作品
まずなんと言っても目を惹かれるのは、殺人鬼クロムスカルの秀逸なビジュアル
銀ピカドクロマスクはなかなかカッコいいし、肩にビデオカメラを着けてる所とかちょっと可愛い。
反撃を受けて負傷したり、マスクが外れる度に傷口を縫い合わせたり、医療用接着剤で何度もマスクを付け直す所も良い!
監督が一番こだわったであろう、ゴアグロ描写の数々も素晴らしく
主に顔面破壊が中心になっていて
顔面串刺し、ナイフ投げからの頭部真っ二つ、カッコいいナイフ捌きからの臓物垂れ流しなど
グロ映画好き大歓喜の描写がテンポよく次々と見れるので、最後まで飽きがこない
ただ…グロとクロムスカルの描写に全振りしたせいで、ストーリーはとにかく中身が無い上にツッコミどころ多数
主人公の身勝手な行動によって次々と犠牲になっていく人達はとにかく哀れ
(特に最後まで主人公を見捨てなかったハゲオヤジとオタク君、ガソリンスタンドのイケメン君は生き残って欲しかった…)
主人公の記憶も最後の方で明かされるけど、まぁこれがホントに最悪すぎるし、ラストも呆気なさすぎる…クロムスカルそんなんで死ぬなや～
総じて言うと、ストーリーを期待すると後悔するけど、クロムスカルの見た目やグロが見れればいいんじゃ～!なグロ映画好きにはオススメの1作
