どこをとっても絵画にできるくらい美しい映像。
全体的に暗いため、昔のヨーロッパの額装された絵のようで芸術的な雰囲気だが、その分表情や動きが分かりづらい。想像させる余地を残した演出なのかもしれないけど。
女性の群れのじわ〜っとした独特の空気はよく表されていた。静かで抑え気味の展開がこういった話を好きな人にとっては、どこまでも妄想を膨らませて盛り上がれるし、方向性が合わない人には退屈な映画かと思う。
正直、もうひとつふたつ何か起こるかと思いきや、え?それだけ?それでお終い?って感じでした。
エンドロールの歌が良かった。