XmasStory

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめのXmasStoryのレビュー・感想・評価

3.5
映画化のニュースの際にオリジナルを見返した憶え。血が印象的だったような…。

で、ソフィア・コッポラ監督版。極々普通の仕上がりに収まってる感じがしました。知らないとソフィアカラーも特に強くないから監督が撮ったと気付かないかも?
ソフィア映画に出演経験のあるキルスティン・ダンストの抑制された演技、エル・ファニングの子供以上大人未満の妖うく脆い演技、対してソフィア映画初のニコール・キッドマンの演技は繊細に構え。他の女の子たちも頑張ってた。コリン・ファレルはまぁ命拾いからの天国そして奈落へ。女優さんの演技は見応えじゅーぶんですが物語としてはあまり心には残らず。

それでも仄暗くも華やかで。特に遠景の何気ない彼女たちの日々の営み、そこに射し込む陽の光が大変美しかったです。

監督と女優御一行様のカンヌやプレミアでのドレス姿、キルスティンの涙、本編以外でも目の保養となり楽しませてもらえました。
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