明らかに自分の好みのジャンルの映画じゃないんですが、評価がスゴく高いので観てみました。「オープンウォーター」がトラウマになってこの種の映画は敬遠していました。
評価が高いのも頷ける良くできたサバイバルスリラーでした。小道具の使い方が上手く話の繋ぎかたも巧妙。ほぼ一人称ではあるが鮫も所々で存在感を示し飽きる事は無かった。舞台が浅瀬で助けが来そうだし、頑張れば岸に泳ぎつけそうな安心感が逆に不安と恐怖を煽っていて上手い。それまでとはうって変わってクライマックスの怒濤の展開はハラハラしました。
主人公を見守る生き物は母親の生まれ変わりみたいな感じなのでしょうか?ただ緩急の付け方や狭い舞台はやっぱり自分の好みの映画では無かったです。点数低いのは単純にアクション映画に毒された自分の好みの問題ですのでお気になさらずに。