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ロスト・バケーションのhokoのレビュー・感想・評価

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)
4.0
状況は凄くシンプル。
要となる登場人物も少なく、主人公1人とサメ1匹の死闘が映画の8割〜9割を占めます。ついでに1羽のカモメも。
とにかくシンプル。
でもそこが良く、そして凄く面白い。

ごく普通の人間(がしかし医学生でしかも美女)と、ごく普通のサメ(がしかし凶暴でしつこい)。
人間もサメも当然ながら持つ能力は互いに限られていて、その小さな範囲内でギリギリの攻防戦を繰り広げる。そこが熱い。
制限が無ければ限界は超えられない。
最近こういう映画に飢えていた。
今だからこそ、こういうのが観たかった。

ブレイクライブリーというとキラキラセレブなイメージが強いですが、こんな役も出来るのですね。
撮影では実際に痣だらけになりながら頑張ったとか…。
とても格好良かったです。
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