〝4人の関係が何より大事だけど、それを守りたいならブラーは終わりだ〟
BLUR。
オアシスと共にブリットポップブームを築いたバンド。
個人的にはオアシスとの売り上げ合戦などで祭り上げられた、時代に翻弄されたバンドでもある印象です
直前に観たOASISのドキュメンタリー「オアシス:スーパーソニック」。
こちらはオアシスがトップへ駆け上っていく疾走感や圧倒的熱量が印象的でした。
逆にこちらは活動休止後、ゆっくりとお互いを理解しながら和解していく、
大人になったブラーのメンバーたちが印象的でした。
オアシスの「俺たち以外みんなクソだぜwww」テンションとは違い、
この大人になったブラーの渋さや落ち着いた感じとの落差は激しかった...笑
活動休止後、満を持してリリースされた、12年ぶりの復帰作「The Magic Whip」。
〝東京での公演は理由はわからないけど、とにかく中止になった(半笑い)〟
あ、トーキョーロックス....
ブラーやマイブラ、プライマルがラインナップで発表され、バンバン宣伝だけしといて見事中止になったフェスです...
そのスケジュールの空きで
香港での5日間のレコーディングを行ったブラー!
まさかこの復帰アルバム作成のきっかけがトーキョーロックスだったとは!笑
本当にリラックスして音楽を楽しんでいる姿は微笑ましかったです!
地下鉄に仲良く乗ってる姿もにっこり(´▽`)
あと
〝その曲あれだぞ〟からの
whateverモノマネは笑ったw
そして、今作のほぼ主役とも言っていいギターのグレアム!
普段デーモンが皆を呼びかけるのに、
今回のアルバムはグレアムが先陣をきって製作されたそうです。
〝今回僕が何かを生み出せるとするならば
そこには過去の過ちを正す意味合いもある〟
一時はバンドを脱退したグレアムのその姿はとても印象に残りました。
〝4人の関係が何より大事だけど、
それを守りたいならブラーは終わりだ〟
〝僕は冒険するのが好きだ。
ブラーにもまだ冒険は残ってる〟
長いバンド生活で拗れた人間関係。
ゆっくりと和解し、新しいことへの挑戦を始めたブラー。
今後の活動も楽しみですね!
以上、「ブラー ニューワールドタワーズ」!
関係者へのインタビューもほぼなく、非常にパーソナルなドキュメンタリーでした。
当方、ブラーはボチボチ聴く、むしろゴリラズの方が聴いてるかも?くらいのニワカですが、
よりブラーを知れて楽しめました!
オススメです!
※あくまでブラーが活動を再開してからのドキュメンタリーです!今までのバンドの遍歴みたいなのは全然流れませんのでそこだけはお気をつけください!
あとこちらは活動再開した時のグラストンベリーフェス2009でのパフォーマンス!
終盤涙ぐんでしまうデーモンが...
https://youtu.be/KE9f3OEFj0Q
2:30〜は熱い!そして3:00〜の「グラストンベリィィ〜」のシーンが最高すぎます!