女性ラッパーのお話。
ここに彼女の出生が絡んでくる。
貧しい国。
若い女性が表向き結婚支度金という名の金で売買される国。
彼女は徹底的に抗う。いかなる手段を使っても。
そして勝ち得るのだ、新しい自由を。
ドキュメンタリー映画だ。
実は監督や録音さんなどスタッフもこの作品の中にでてくる。
ある理由で撮影が頓挫しそうになる。
金で解決することが出来るが、それは被写体に干渉してしまうというドキュメンタリー撮影のタブーである神の手を差し伸べることにならないか?
さてどうするか。
ソニータの記録でもあり、監督の逡巡の記録でもある。