Rika

ブレードランナー 2049のRikaのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
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今作も余韻が残る終わりだった🌨️
混沌とした部分を残しながらも洗練された大人な未来都市。世界観の作り込みがすごい、美術館で流れてても違和感ない感じ。好み。

ゆったり静かに物語が動いていく感じや、オレンジの砂漠のシーンとかDUNEみあるなと思ったら同じドゥニヴィルヌーブ監督。彼の作品もっと見てみたい🏜️
音楽も儚いのに美しく、重低音が響いててこれまたDUNEみがあるなと思ったらやっぱり巨匠ハンスジマー。
世界観がより重厚になって流石だなと思った。

てかこんなハードボイルドなゴズリング初めて見たかも。(きっと自分がチャーミングな彼作品しか見てない為👱🏼‍♂️)
相変わらずのカッコ良さだし、Kの複雑な心境が絶妙に表現されてた。
アイデンティティを模索するストーリーだけど、今後テクノロジーが発展したらどんどん本物とフェイクの定義が曖昧になりそう。(実際ここでもレプリと人間の見分け付かない👁️‍🗨️力の差くらい?)
大切な人が亡くなっても、クローンで精巧な同じ人間を作って抽出したDNAを入れ込んだら実質本人とほぼ同じ人が出来上がるのかな。
そのうち"死"の概念すら変わってしまいそう…

暗闇からハンドガン持ったハリソンフォード出てきた時はハンソロにしか見えなかったよ。

それにしてもブレードランナーは常に切なさがともなう作品だな。哀愁漂う。
前作と上手く繋がっていて、それも良かった。また2068って感じで続編作って欲しいな、待ってます📟
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