nu

ブレードランナー 2049のnuのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
-
リドリー・スコット版の世界を越えることはなかなか難しいが、ドゥニ・ヴィルヌーヴは同じくらい壮大で美しいビジュアルを仕上げた。ハンス・ジマ―の音楽も映画全体の雰囲気を作り上げることに寄与していると思う。スコット版では物語がやや薄っぺらいのと女性の扱いが酷いことが気になったが、ヴィルヌーヴはそのような点を変えようとしているのが見えた。力を持った女性を多く登場させ、主人公にも移入しやすい物語であった。しかし、没入するにはやや物足りなかった気がする。コンセプトに重点を置いて楽しめば違ったのかもしれない。
nu

nu