2時間43分という長丁場を全く感じさせないSFサスペンス映画。
次々に生まれる謎が「うわこれどうなるんだろう?」っていうワクワク感を常に与えてくれた。
リドリー・スコット監督の前作及び短編集をキッチリ継いでいるし、そこに現代ならではの最新技術をふんだんに詰め込み、さらに壮大なモノにしている。
Kのレプリカントらしく従順に感情を動かさないという所と人間らしく女性を愛するという2つの側面をライアン・ゴズリングが上手く演じているし、彼が最も適任だと頷いてしまう。
そして音楽が良い。
さすがはハンス・ジマーですね。低く唸るようなサスペンスに相応しい音楽で、作品の重厚さを際立たせている。
あとアナ・デ・アルマスが可愛い。
これぞSF映画って感じだなあ。