うめ

ワンダーストラックのうめのレビュー・感想・評価

ワンダーストラック(2017年製作の映画)
4.3
1927年ローズ
1977年ベン
50年の時間を超えて
耳の聞こえない2人を結びつけるのは
NY
そして
一冊の本


雰囲気は地味だし
構成も割と難解
引き込んでいく圧倒されるような展開もない
でも
この映画は僕の心の琴線を掻き鳴らす
狂おしいほどに


「friend」
この一言に
ここまで涙が溢れた事があっただろうか

全てが繋がるとき
今度は
ポロリとこぼれる涙

自分の涙腺ながら
本当に呆れるほどに
ゆるゆるだ
まあ
それでスッキリしてるんですけどね

みんな
素敵な演技だった

ジュリアン・ムーアの上手さにはため息が出るし
ミシェル・ウィリアムズが演じる母
毎度ながら素晴らしすぎる
母と女性の両方の魅力を違和感なく兼ね備えています

音楽もセンス良いし
この監督さん
私には相性バッチリみたいです☆
うめ

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