ゆず

マレフィセント2のゆずのネタバレレビュー・内容・結末

マレフィセント2(2019年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

だれかの「こういうのやりたい」の残滓があらゆるところに見えるのだけど、説明不足な急展開と新キャラの多さで感情移入しづらかったなあ。
良いキャラ揃いではあったんだけど。

しかしディアヴァルくんが最初から最後まで可愛かったなあ……。もとがカラスなのにマレフィセントがやられたときに人の方で固定されてるの笑ってしまったw
「鳥ね(にこ)」「…(°_°;;;)」ってとこもめちゃくちゃ笑ったけど、一番テンションあがったのたぶん熊になったとこですね。いつ熊さんになるかなーと思って見てたから
「はっ…!! 今でしょ! 熊こい! 熊こい! きたーーー!!!
 くwwwちwwwばwwwしwww」
あと後半お城に入ろうと頑張ってるところ、
すごいがんばってるけど動きがド素人な感じなのさらに可愛かったですね。どこからどうみてもただの人よ!
なんで落ちたとき人の方で固定されたんだろ?w
あの子ほんとに自分じゃ変身はまったくできないんだなあ

今回私が一番驚いたのはエドスクさんが最後まで生きていたことかもしれない。キウェテルさんはわりと最初から死にそうだったけど。MIYAVIさんも絶対生き延びないと思ってました終盤…(だって戦闘タイプじゃなさそうだったし)
人の子供を助けにいったところで「ああっ…MIYAVI…お前も散るのか…」と思ってたら死ななかったー!

しかし人間も妖精も結構死者でてるよなあ。エドスクさんよくあそこで思いとどまって考えを改めたね……偉い。
(キャラ多くて名前ぜんぜんおぼえてない…orz)
最後はなんか色々あったところを強引にきれいなものを重ねて隠してなかったことにしてる感は否めないけど、これでハッピーエンドじゃなかったら何故続編つくったの?って落ちこんでたろうな。

説明不足が激しすぎて一周まわって面白くなってきたのは中盤あたりからかな。前半結構流し見状態だったきがする。
設定や心情はしっかり考えてあるんだろうけど見せ方の分かりづらい映画だった。
例えばキウェテルさんの手をとるアンジーとエドスクさんとの少し長めのアイコンタクトも意味がよくわからず見ていたし、
先祖が不死鳥だからといって涙で蘇ったのは、オーロラの愛のおかげなのか、それともマレ様を助けてくれた闇の妖精の彼と今際の際でやりとりしていたあの謎の光が関係してるのかも謎だった。

それはさておき前回はマレ様の愛との比較程度のかわいそうな扱いだったし正直どうでもいい子だった王子様……。一国を背負うには夢見がちすぎではあると思うけれど、今回めっちゃがんばってて好感度とてもあがりました。

あとマレ様が助けられて目をさましたところ、髪の毛普通におろしてて
「うわっ美し!アンジー今何歳!? はーー!!?!?」って驚愕してしまったなあ
オーロラとマレフィセントの美しさ尊し……
ゆず

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