ゆず

カラオケ行こ!のゆずのネタバレレビュー・内容・結末

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

実写化ありがとう~~~~
かーーーーーわいかった……

漫画の映画化ってだいぶ不安が大きいのだけれど、原作好きだし綾野剛が狂児なら見て損はないな~と思い映画館へ。結果として見にいって良かったなと思う。あちこちから押し殺した笑い声が漏れ出てて幸せだった。

映画になくて残念だなと思うシーンもあるにはあったし、テンポはあまり良くはなかったのだけれども(歌のシーン多いし間を大事にしようとすると仕方ないのかも)、すごく原作愛を感じる映画でした。
映画オリジナル部分も、なるほどそういう味付けか~と。
傘忘れていって届けにくるっていうワンクッションがあったり。
モノローグがないかわりに、映画見る部の子とのやりとりが足されていたり。
特に前者は「漫画の表紙のオマージュ(?)だ~~~!」ってにっこりしてしまった。晴れてる中傘さして校門で待ってるヤクザ(綾野剛)の図最高だなあ~。
あと巻末のプロフィール帳みたいなのに休みの日はツタヤうろついてるって書いてあったから聡実くんわりと映画見てそうだもんねと思ったり(“狂児のキライなところBEST3”めっちゃすき)

メインキャスト二人ハマり役だった……
映画部の子もいい役だったし、副部長もいい子だったし、合唱部の部活の後輩はだいぶキャラ違ったけど最後号泣しててかわいかったし。高校生たちみんなよかったなぁ。
より聡実くんの青春とか成長とかに比重を偏らせてる感じでしたね。端々がキラキラと輝いているというか。みんなあおい……若い……かわいい……っ(変に色恋展開を生やされてなかったのも嬉しかった)(ただ部長さすがにサボりすぎだよ)

好きなシーンだらけなんだけど、オリジナル部分では屋上でのやりとりすごく好きだったな~。あと鮭の皮のシーン笑ったなぁ、愛は与えるもんらしいで、からの鮭の皮w 両親の愛について考えてしまう高校生(ちょっとズレているきがするぞ聡実くん)。スローモーションで鮭の皮を綺麗に剥がす映画。
最後の最後の入れ墨チラ見せも良き。あと「肘聡実」もかわいかった。
このご時世にヤクザでコメディって一般受けどうなんだろうな、と不安に思ってましたが、私が見た映画館では結構人も入っていたし、楽しい空気をいっぱい吸えてハッピーでした~!


同じキャストでファミレスの方もいつか映画化してほしいなぁw
ゆず

ゆず