オランジェ

マレフィセント2のオランジェのレビュー・感想・評価

マレフィセント2(2019年製作の映画)
3.8
前作のマレフィセントがかっこよく、好きになった作品。

ストーリー
真実の愛を知ったマレフィセント。オーロラ姫が女王となり妖精界にも平和が訪れて数年。オーロラ姫がフィリップ王子にプロポーズされるところから、物語が再び始まる。婚約の挨拶のため、フィリップ王子の国にマレフィセントも行くこととなるのだが、そこには王妃の陰謀と罠が張り巡らされていた。オーロラ姫との絆を引き裂かれ、再び妖精界に危機がもたらされる。マレフィセントは、オーロラ姫との絆を取り戻し妖精界を守れるのか…そして、明かされる彼女のルーツ。
美しくも壮絶なダークファンタジー。



やっぱり、マレフィセントはカッコイイ!
飛ぶシーンなんて惚れ惚れします。ただ、今回、オーロラ姫があまりにも簡単に騙されるのに腹が立ちました…そんなで、よく女王になれたな…と呆れるシーンも(笑)
さて、この作品で注目すべきはマレフィセントのルーツでしょうか。なぜ、マレフィセントはあんなに強い魔力を持っているのかも明かされます。
個人的に白い翼を持った人が気になっていたんですが、あれ日本人がやってるんですね!驚きました(笑)子供好きの優しい妖精でいい役しているなぁとずっと目で追ってました。
ストーリーの感想としては、相容れない種族の戦争=人種間の戦争を表しているのかなぁという感じでした。ずっと争い続けていた2つの種族がマレフィセントとオーロラ姫の絆によって希望が見いだせた前作。しかし、今作ではフィリップ王子との結婚が妖精と人間の橋渡しになるはずが王妃の陰謀により破綻寸前…憎みあっていたり、お互いに恐れていたりして理解し合えない2つの種族。また、一方は多くを持ち、一方は持たずといったことも争いの火種になるのだという悲しい現実。
お互いに、理解し受け入れることこそが平和への道なのだと思いますが、現実はそう上手くはいかない。王妃の存在がそれを象徴しているように思います。
ラストはご都合主義な感じでしたが、まぁ、そこはディズニーなのでということで(笑)
オランジェ

オランジェ