たこ

カフェ・ソサエティのたこのレビュー・感想・評価

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)
3.0
美しい街並みと、洒落たインテリアやファッションに、軽快なジャズのリズムが、男女間のどこにでもあるような話を彩るというのがウディ・アレン監督作品の特徴かなと思いました。3本しか見てへんけど。ここといった盛り上がりどころはないように感じるんですが、いつも詩的な表現が素敵やなと思います。「車のライトを見て動けない鹿みたいでかわいい」とかね。もはやただの暴言やん。自分で選んだ道の上にいたとしても、お互いに想い続けることってあるんやろうなあ。人間という生き物は、永遠にひとりを愛し続けられるほど器用ではないのかもしれませんね。僕にはまだまだわかりそうにありません。なんだか悲しいことのように感じてしまいました。一方でフリソデエビは、1匹の個体と生涯を共にするそうです。それはそれで競争率高そうで嫌やな。
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