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カフェ・ソサエティのまっとのレビュー・感想・評価

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)
2.2
主人公が軽過ぎて、言葉の深みが伝わらない。

才能は無いけど、持ち前の愛されキャラとコネと運で、まんまと富裕層の仲間入り。時折、昔の恋人との古傷が痛む、といった贅沢な悩み。

富裕層以外の世間がほとんど描写されないのでよくわからないが、たぶん主人公は世界恐慌の余波がまだ残る時代のため、碌な仕事が無く、ハリウッドに行くことになったのだろう。

しかしきらびやかな暮しも、この後訪れる二度目の大戦で暗い影を落としていくと思われる。つまりこの放蕩な日々も「夢は夢」。

まあとりあえず言えるのは、今も昔もハリウッドもニューヨークも似たようなドロドロ社会ということですな。

ウディ・アレン自身のスキャンダルもそのドロドロの一部というわけで。
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