つるばみ色の秋津凡夫

カフェ・ソサエティのつるばみ色の秋津凡夫のレビュー・感想・評価

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)
2.2
煌めく風景も人も、悪行も愚行も一本の道。

描かれるのはどうしようもない人間の性。
流れる音楽はどんなシーンでも明るく笑い飛ばす皮肉として機能している。

身勝手な彼等には転落人生がお似合いだが、その瞳を笑い飛ばす事は出来ない。
そこに映るのはアレン監督の人生だからだ。