つるばみ色の秋津凡夫さんの映画レビュー・感想・評価

つるばみ色の秋津凡夫

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アイリーン・グレイ 孤高のデザイナー(2015年製作の映画)

1.9

黙して語らず

あまり演出に力を入れていないし、殆どは有名な話を改めて聞くだけの退屈なインタビューだが、それでもドラマは感じられた。

デニス・ホッパー/狂気の旅路(2017年製作の映画)

2.1

廃人となって終わらない

彼の存在感は断片からでも感じ取られる。

バッハマン先生の教室(2021年製作の映画)

2.4

アダルトチルドレン

親身になって接することと、プライバシーに踏み込むことは全く違うが、ここの教員はその境が曖昧で感心できない。

49

シューマンズ バー ブック(2017年製作の映画)

1.6

挨拶回り

実に表面的でつまらないドキュメンタリーだ。
結局はバーの扉を開けなければ分かりようもない。

冬時間のパリ(2018年製作の映画)

1.2

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知性も品性もないセックスアニマルが、自己愛を増幅し合うだけの不毛な世界を映して何になる?
アクトレスや冷たい水の監督がこんな駄作を撮るんだから人は分からんもんだ。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.2

はじめの一歩

明快で素晴らしいリメイクだ。
画面と音楽はリッチだが、脇役の演技がそれに相応しくないのが惜しい。

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

2.7

厨二病とは言い難いけど

若手女優とは思えない演技力に感服した。
ふとした画面演出にもセンスを感じる。
虚しい心の行き場だ。
全く人間の悲しみだ。

アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語(2017年製作の映画)

1.9

最上の灰汁

これまでのどのアンナより良く、美術も撮影もそれなりに力が入っていたが、全然心が動かない。

日々と雲行き(2007年製作の映画)

1.8

愚痴を聞かされるだけ

ラストは良いが、全く思い遣りのない中年夫婦を映す時間がとても長く、不愉快。

結婚演出家(2006年製作の映画)

1.5

ヘタリア

昔ながらのイタリア映画の系譜で、大した話でもないのに、大袈裟にヒステリックにヘンテコに演出する文化を受け継いでいる。
パオロ・ソレンティーノ監督以外は、パスタとワインだけ作っていれば良い。

ルック・オブ・サイレンス(2014年製作の映画)

2.9

刮目せよ

話の通じない連中とは、なるべく向き合わずに距離を置くべきだが、アディ・ルクン氏の正義がそれを許さない。
皮膚の下には様々な激情が駆け巡るが、グッと涙を堪えて対話を重ねる彼は、疑いなく現代の
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ドッグ・イート・ドッグ(2016年製作の映画)

1.5

ポップコーンムービー

悪の美学も無い、ただの犯罪者の珍道中に興味はない。

ビーイング・チャーリー(2015年製作の映画)

1.5

ギリギリ大丈夫な御都合主義

こんな肌の綺麗なジャンキーなんているかよ。

30

カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

2.6

ファビュラス

ホテルを取り巻く人々を映しただけなのに、古き良きハリウッド映画のような娯楽性がある。

フード・インク(2008年製作の映画)

1.7

あっ、映画としては全然面白くないです

良い視点と提案。
悪名高いモンサントにも切り込んだのは偉い。
世界で最も臆病な国だから、誰よりも大きくなり、周囲を支配し、銃を抱えて震えている。

ブレス あの波の向こうへ(2017年製作の映画)

2.6

陶磁器

丁寧な作りで、演出のバランスもまあ良い。
ただ、人間の対峙はもっと生々しい方が好み。

誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

1.2

探偵もの

ドキュメンタリーなのに、再現ドラマみたいな安っぽさ。

ジュリアン(2017年製作の映画)

1.6

この子も将来は低評価を付けまくる哀しきモンスターになる

今まで観た作品の中で最も近い環境で育った。
いつ爆発するかと息を潜めていたあの時の緊張感を思い出した。

ありあまるごちそう(2005年製作の映画)

1.7

しってるしってる

全く面白くないが、たまにはこういう作品を観て、手を合わせてみようや。

バグダッド・スキャンダル(2018年製作の映画)

1.5

ガキ

正義の行動であるのに、甘っちょろい理想と思春期の反抗ばかり目立つキャラ設定のため、全くプロの仕事ぶりを感じなかった。

あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

3.2

時代

こんなドキュメンタリーをどう撮影するんだ。
我々も辿る最期の花道、見事に花を散らそう。

夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ(2019年製作の映画)

1.8

闘争

あんなにも恐ろしい作品なのに好きなのは、真摯な態度がプロセスに組み込まれているから。
それを確信できるドキュメンタリーであるが、本作を映画として捉えるならば駄作と評せざるを得ない。

アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者(2017年製作の映画)

2.5

カシミアハート

子供のような感受性だから、喜びも悲しみも人一倍。
着飾ってはいるが、それ以上に曝け出している。

伝説のF1チャンピオン ニキ・ラウダ/プライドをかけた33日間の死闘(2014年製作の映画)

1.6

ヘルメット越し

ざっくりと彼と取り巻く環境の変化を知ることが出来るが、あまり深入りはしていない。

好奇心(1971年製作の映画)

2.5

家族愛の臨界

決して共感出来ない設定を映画らしい軽快さと華やかさを画と音で見事に表現していた。

母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

1.7

くそ真面目

過不足なく描き切ってはいるが、演出に工夫が全く見られない。
本作は映画であって、ドキュメンタリーでは無いのだから、最悪の世界でも壊さない程度に彩らなければならない。

特殊じゃない、異なりもしない、だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

2.3

パラレルワールド

人生を余す事なく生き抜くエネルギー。
それでも社会からの支援無しには生きていけないのだから、異なる枠組みの中で楽しく生きていけば良い。
社会に何かを訴える資格なんて無い。

47

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

1.6

ごっこ

リアリティラインがブレており、完成度はとても低い。
偶に良い画面はあるが、下手くそな画も隠そうとしない。
それが独特の間となり、ファンを獲得しているのだろう。

ホテル・ファデットへようこそ(2017年製作の映画)

1.7

半世紀古い感性

アジア人軽視は兎も角、日本人を馬鹿な演出に支配させることは許さん。
それでなくても物語が馬鹿げているのに。

34

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

2.0

地平

子供の瑞々しい時間を際立たせるために、大人の馬鹿馬鹿しさを強調し過ぎではあるが、時代の空気感が画と音から伝わって来て良い。

いさなとり(2015年製作の映画)

2.4

ずっと昔の道

全体的に今ひとつではあるが、演出のバランス感覚に光るものを感じる。
こういう監督にお金を与えて口を出さなければ、邦画もマシになるだろう。

48

アメリカン・ドリーマー 理想の代償(2015年製作の映画)

1.7

我執

リッチな画面の中で、上質な進行の内で、気持ち悪いキャラクターが格好付けて誤魔化し蠢いているだけ。

あの日の声を探して(2014年製作の映画)

2.1

ロシアンルーレット

リアリティはあるが、演出全般に工夫が無い。