秋津凡夫さんの映画レビュー・感想・評価

秋津凡夫

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男と女、モントーク岬で(2017年製作の映画)

3.4

黄昏

確かに後悔が物語を形作る。
素気ない真理が空に浮かび、雷鳴を呼ぶ。

スワンの恋(1983年製作の映画)

3.1

遠き日

落とし所は真っ当で正直。
純粋に捧げた命。

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

2.6

オフィーリアの衣替え

リアリズムな悲劇だが、本質は喜劇。

コロンバス(2017年製作の映画)

3.1

コーナーストーン

視界をクリアに、世界を繋ぐ。

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

1.8

コンプレックス

人間味と言うものがどの様な構成で成り立つものか、文章で書き表す事は出来ないが、ベルイマンの作品全般から感じた事がない。
舞台だけは美しく設えているにも関わらず、凡そ劇的と呼べるものは
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リトル・ロマンス(1979年製作の映画)

2.7

永遠

なんて気持ちの良い作品だろう。
人生の終わりと始まりが結ばれている。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

2.9

終末

その皮肉の裏には、ユーモアとペーソス、そしてカタルシスが隠れている。

桜の森の満開の下(1975年製作の映画)

2.4

魔の花

目が眩み、地獄の釜まで踊り堕ちる。
その愚かさに花が咲き、そして美しく散る。

さよなら子供たち(1987年製作の映画)

2.7

静かなる叫び

日常の裏口から鬼に羽交締めされた心地。

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

2.6

変態仮面

下らない愛憎だが、宝石の原石が満遍なく散りばめられている。

何も変えてはならない(2009年製作の映画)

2.9

誘導

完璧にドキュメンタリーでありながら、これはフィクションの美もある。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

1.6

イギリスの飯が不味い理由

チープな世界観、過度なカリカチュア、御都合主義と描かれない心の機微、そして自己保身に終始する主人公、暴力と殺戮のオンパレード。
ナンセンスで知性と品性の欠片も見当たらない、
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

1.9

名作顔のアイドル映画

美しい要素も雑味も多過ぎる。

es [エス](2001年製作の映画)

2.5

人間装置

流石に脚色が過ぎる場面もあるが、閉鎖環境の恐ろしさを見事に描けている。
ここ迄はなくとも、仕事でこの環境の卵になる様な店舗は幾つも見てきたし、刃向かった経験もある。
取り返しが付かなくなる
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エレニの帰郷(2008年製作の映画)

2.6

神話

生と死を凡ゆるモノトーンを駆使し、紡ぎ出した瞬間。

ランボー(1982年製作の映画)

1.5

愚か者

キャラクターも物語も何てチープなんだろう。
クライマックスだけは光っていた。

(2000年製作の映画)

2.4

溺死

ユーモアもペーソスもあるが、肝心の逃走に美学が無い。

第七の封印(1956年製作の映画)

2.3

石膏

役者の顔は光っているが、御伽噺の雰囲気で最後まで進行する。
自分を信じる為に他者が必要な矛盾の苦悩と美しさ。

アレクサンダー大王(1980年製作の映画)

1.7

海原雄山

物語としての魅力はあるが、演出に雑味が混ざり過ぎている。
長回しの為に人間の動きを抑制し、遠くからこのチープな人間模様を眺めるばかり。
舞台で演出すべき。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.0

老馬

古典的な物語を画と音、そして役者の芝居をバランス良く配置し、予定調和を一歩飛び越えた。

The Hand of God(2021年製作の映画)

2.7

背中合わせ

不撓不屈の神は高らかに前進し、現実感は劇場で宙吊りに、汽笛は口笛、全てに別れを告げる。
追憶のローマの前日。

美しき諍い女(いさかいめ)(1991年製作の映画)

3.1

水色

秘めたる愛は壁の中、社会の不和を遠ざける。
独立した男女の友情。

めし(1951年製作の映画)

1.7

じゃれあい

いい歳した男女が呑気なもんだ。

浮雲(1955年製作の映画)

2.5

涙雨

正に日本の情緒が画や音から湧き出ている。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

1.9

容れ物

ドリフのコントから笑いを取ったらこうなる。

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