なやら

カフェ・ソサエティのなやらのレビュー・感想・評価

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)
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面白かった! 屈託のなさがサイコー。あんまコネクリ回さずソラで作ってる感じがたまらない。役者たちも無理せずただいつも通りやってる風。だけど目に余る「手癖」って感じはなく、それぞれがちゃんと魅せる「名人芸」になってるんだよな。軽やか。
音楽もいい感じ(BGで何度か流れるlady is a trampのアレンジが◎、それとジェシーのクラブで歌ってたあの金髪女性の歌がイイ!)だし、撮影もキメショット多数。クレジット見てたらストラーロでビックリ(ストラーロが現役だって知らなかった!)。ラストショットなんかしみじみサイコー。クリステンのあの表情からのジェシーのあの背中ですよ!
ハリウッド×愁いのあるロマンチシズムって題材は『ララランド』っぽいけど、個人的には断然コッチ。『ララランド』のようなヘンな力みがなくポーッと酔える。短尺なのも良い。近年のアレンってあんまり興味なかったけど、どんどん観ていこう。
あとそう、ジェシーとクリステンってことで大好きな某青春映画を思い出しながら見ていたのだけど、途中メチャ似たような展開になるんで度肝抜かれた。
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