キングボブ

カフェ・ソサエティのキングボブのレビュー・感想・評価

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)
3.7
ウディ・アレンといえば、ぶっ飛んだ感じや少しファンタジーが入った感じが印象的で、今作は珍しく結構リアルなラブストーリーであった。ぶっ飛んでたのは兄貴だけかな…。

世界観やファッションがとにかくオシャレで、そこは十分に楽しめるし、儚くも切ない恋を非常にうまく表現し、わかりやすくスッと入り込めるストーリーはさすがであった。

ただキャストに多少の違和感が…。
とにかく派手なイメージのブレイク・ライブリーと、地味ではないが常に影のあるクリステン・スチュワートのイメージがこの役に合っていたのか。
そしてジェシー・アイゼンバーグがどうにもハマらなかった…。
前半はまだ良かったが後半になっても大物感が出ず、有名クラブのオーナーという役が少々滑稽に見えてしまったことも事実。

豪華キャストの共演だけに、多少残念に感じてしまった。
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