健一

わたしは、ダニエル・ブレイクの健一のレビュー・感想・評価

3.7
久々にケン・ローチらしい作品。
カンヌ映画祭にて自身2度目のパルムドールを受賞した作品。

現代のイギリス🇬🇧。
59歳のダニエルは大工の仕事に就いていたが、心臓の病が原因で働けなくなる。
失職した彼は国の援助の手続きを進めようとするが ややこしい制度に途方にくれる。
そんな折、彼は二人の子供を育てるシングルマザーと出会う・・・
社会の片隅で必死に生きる男の奮闘を描いた力作!

弱者に冷たい国、差別が激しい国、言いたい事を素直に言う国、他人に優しくない国。
イギリスの福祉制度の問題、労働者階級の人々の厳しい生活、胸が締めつけられる。

ただラストがちょっと残念。
直前のシーンでオチが読めちゃった。


2017年4月11日
京成ローザ⑩ウエストscreen 2
💺118 席
客入り 15人前後。
健一

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