どらどら

わたしは、ダニエル・ブレイクのどらどらのレビュー・感想・評価

5.0
-I’m a citizen,nothing less, nothing more

この映画は怒りだ
声をあげることのできない人々の怒りを代弁している
たくさんのダニエル•ブレイクがイギリスに、そして世界にいる
そして強い人たちは、制度は、”ダニエル•ブレイク”を決して顧みなどしない。

“Many good men, honest men on the street”

懸命に生きる彼らの声なき声は、聞こうとしないものには決して聞こえない。
そこら中に渦巻いているのに。

そしてこの映画の怒りも、彼らには決して届かない
私たちが隣人に手を差し伸べ、変えていかねばならない
ダニエル•ブレイクがそうしたように

これほど観るのが辛い映画もない
ケン•ローチ監督や是枝監督のように、苦しんでいる”見えない人々”を見えるようにするのも映画の力の一つだと、つくづく感じた
どらどら

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