観終わった後 時間がたつにつれて自分内評価が上がっていくという稀有な作品。
メキシコのカルテル映画からの流れで観賞したがメキシコの警察同様こちらも腐っていた。
無邪気だが狡猾な子供や少年もなぜか警察で働いているわけだが、彼らの素直すぎる表情や 全く取り繕わない振る舞いが観賞し終わって数日たった今でも頭から離れない。お前ら自由すぎだろ。
スクリーン上で観る分には「フィリピンすげ~」と怖さと同時に楽しめもするが、あまりにも日本と違いすぎて 私には住めないだろうな とも思った。
でもかの国の人々のたくましく生きる姿、あっけらかんとした明け透けな生き方に魅力すら感じ、ちょっと惹かれる自分もいる。