ローサは密告されたの作品情報・感想・評価

「ローサは密告された」に投稿された感想・評価

movie29

movie29の感想・評価

3.6
ドキュメンタリーかな⁉️と思ってしまうほどのリアル感。
これに出てくる警察ムカつくー😡👊
父親も甲斐性なしだし(*_*)
お金集めに奔走する子供たちの姿に胸が痛いー!
ローサが密告された話

話自体はそんだけ

終始フィリピンのスラム街にぶち込まれた感覚を味わえる

警察のクズっぷりを糾弾するレビューが多いが、日本だったらパケ持ってた時点で逮捕は確実で賄賂という選択肢は存在しない。こどもが身体を売ることもない(お前が売るんかーい)どっちがマシなのかは人それぞれですよね

そういえば小学校時代に掃除をサボっているといつも先生にチクる女子がいて大嫌いだった。
その話を今では妻となった元女子に伝えると殴られました。この話はもちろん嘘です。嘘を付きましたが密告しないでください
フィリピンは行った事はないけれど、とてもリアルに感じた
あまり画質のよくなく、「あえて」?の手振れ満載の撮影が緊張感を上手く出していると思う

最後に監督のインタビューもあり、この作品に込めた思いも伝わった
bowzZ

bowzZの感想・評価

3.5
この映画はドゥテルテ大統領が就任前の状況ではないのかな。就任は2016年6月末。そのあとならたぶん処刑されてるのではないか。ああいう過激な人物が支持されるのも何だかわかる。
しかし警察がこれでは麻薬汚染もなくなるはずがないな。
フィリピンのスラム街の感じがよくわかる映画だった。
切身

切身の感想・評価

3.7
やっぱりフィリピンの映画だよね。
韓流のコーナーにあったから???ってなった。

ドゥテルテになって良い部分と悪い部分とあるうちの、悪い部分の映画。
締め付けすぎもよくも悪くもだよね。政治ってホント難しい。全員が恩恵を被るのは不可能だしな。

かなりリアルなんじゃないかな。フィリピン行ったことないからわからないけど。
色合いふくめてまさに、って感じで、ある意味旅行した気分。
abemathy

abemathyの感想・評価

4.5
国全体を覆う貧困の中、生きていくために身につけたずる賢さやふてぶてしさを誰が責められよう。
超がつくほど大好きな映画、キナタイ−マニラ・アンダーグラウンドのブリランテ・メンドーサ監督による2017年の作品。
・フィリピン映画。
・ドゥテルテ大統領による、麻薬撲滅やり過ぎキャンペーンが背景にある映画。
・とある家族が中心の物語。
・観終わって思わず「うん、いい!」と口ずさんでしまった。
・DVDで鑑賞したが、エンドロールの最後まで観てしまった。ラストシーンが印象的だったせいだと思う。
・Blu-rayではないが監督インタビューが特典映像に付いており、興味深かった。
・手持ちカメラの手ブレまでも、効果的に作用していたように思う。ロケーションが印象的。
フィリピンではドゥテルテが大統領になって(2016)、麻薬の取り締まりが強化されたのだが、特に大がかりな組織の摘発では、単に「強化された」の一言では全く伝わらない部分がある。本作は末端で麻薬に手を染めている普通の人たちの中で起きていたことをドキュメンタリー風に伝える作品。
          *
・おとり捜査で捕まえる
・一般の事務所に見せかけた警察の秘密の取調室での取調べ
・携帯やお金を巻き上げ、押収した金を自分たちでピンハネした上に
・足元をみて保釈金を要求、払えない分は売人仲間の名を売れと脅迫
・仕方なく、売人仲間の名前を言う
・おとり電話を掛けさせる
・・・
          *
そもそも、麻薬に手を出し小遣い稼ぎをしていたローサ一家が悪いということなのだけど、それよりも権力を傘に警察のやっていることの悪どさにムカつく。
          *
でも、主題はそういうことではなさそう。
母親の保釈金の不足分を伝えられ、それを懸命に集めようと頑張る三人の子供達(二人の息子と一人の娘、ハイティーンから20才過ぎくらい)。貧しい一家にとって、保釈金の額は大変だ。三人それぞれのお金の稼ぎ方、親戚に頭を下げる、ものを売る、体を売る・・・。けなげな子供たち。
          *
ラスト、釈放されたローサが街で目にして、涙があふれたもの
それはおそらく、家族の繋がりの確かさだったのでしょう
昔、パラグアイからブラジルの国境へ移動中に財布を失くしたのですが、気が付いたのはブラジル、失くしたのはパラグアイの可能性大というややこしい体験をしました。
直ぐに諦めて銀行のカードとクレジットカードをブラジルの警察から止める手続きをしたのですが、その際、二人の警官らしき人がアタッシュケースを持って署に入ってきて、なにやらどっと笑い声が聞こえ、困っている僕にアタッシュケースの中身を見せてくれました。
大麻の先っちょを小分けした物がずらーーっと並んでいました。
大麻ならまだいいですが、覚醒剤はいただけません。でも、生まれた地域に当たり前の様に浸透していて、一部警察もその罪に加担している場合、自分の想像外のメンタリティで生活している訳で、この話は事実をヒントに伝えようとしているので、その点では大満足でしたが、カメラの解像度と手ブレ加減が苦手でした。
個人的には(音響を生業にしているので)ブームオペレーターのクレジットにちょっと感動しました。オリジナルは5,1サラウンドなので街の雑踏等をきちんとした再生環境で見たら、背景から雑踏聴こえたりするのかな?なんて想像しています。
まず戸惑うのは
このローサたちの暮らしが
フィリピンという国の現状の
平均的な暮らしなのか
特殊な環境なのか

自分の無知に戸惑う

(実はこの一家のような貧困層は現在のフィリピンの 80%を占めるらしい)

食べて
働いて
稼いで
生活して
生きる
……それと同じように
麻薬の売買を行う

食べる為に
稼ぐ為に
生きる為に
それは特別な事では無い

警察の腐敗に対しても
決して声を上げて暴こうとはしない

水溜りで滑って転ぶ娘も
文句を言ったり
泣いたりはしない

身の不運を嘆くヒマは無い
とにかく
前に進むしかない
今のこの現実を
生き抜くしかない

ラストのローサの
汗なのか
雨なのか
涙なのか
濡れた顔で
しっかりと 屋台の食べ物を
頬張り咀嚼する 表情が
心に残る

ドキュメンタリーかと間違うような
ハンディカメラの映像
光と陰
マニラのスラム街の生活
前半の映像は見事!

* 9/25 DVD鑑賞
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