りお

ラビング 愛という名前のふたりのりおのレビュー・感想・評価

2.5
予告編で観て気になって鑑賞。
珍しく邦題のセンスがいい。
実話をもとにした映画。
主人公の二人は幼なじみだったのかな?
黒人に囲まれて育った白人の夫が黒人の女性と恋に落ち、二人の間にこどもが出来たことで結婚に至る。二人の住むバージニア州では異人種間の結婚が違法とされる為、法の規制のないワシントンD.C.に出向いてようやく夫婦と認められるもある日突然法に背いたとして地元で逮捕される。
二人の主張は通らず、婚姻関係を続けるには生まれ育った地元を離れるしかなかった。
数年が経ち、TVで権利を主張するデモ隊の活動に勇気づけられた妻が書いた手紙がきっかけで、二人の取り巻く環境に変化が訪れる・・・
最近「未来を花束にして」とか権利を勝ち取るまでの実話の映画化が続いてるが、この手の作品、観ざるを得ない気持ちになります。現代なら同性愛の扱われ方に置き換わるのでしょうか。
好きな二人が愛し合って一緒になることになぜ第三者の規制がかかるのか。理解に苦しみます。
主演のジョエル・エドガートンの演技に釘付けでした。表情を変えず淡々と感情を表現する様は妙にリアリティがあった。
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