紅茶

オリ・マキの人生で最も幸せな日の紅茶のレビュー・感想・評価

3.8
ユホ・クオスマネン作品を初鑑賞。ボクシングにまとわりつく国家主義的幻想に思い切り振り回されるボクサー、オリ・マキ。オリ・マキはもちろんボクシングを愛しているのだが、そこに付随してくるようなあれやこれ(撮影会や減量や後援者との食事や記録映画の撮影など)に辟易していて、数々の逃げ場に駆け込む。彼にとってその逃げ場とは恋人ライヤでもあり、サウナで裸一貫になりながら水を掛け合うことでもある。16mmモノクロの映像美も堪能。
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