オリ・マキの人生で最も幸せな日の作品情報・感想・評価・動画配信

「オリ・マキの人生で最も幸せな日」に投稿された感想・評価

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4.0
これこそ、ザ!ラブストーリーだ!

シネマっぽいロマンティックシーンは少なく、ハラハラドキドキって感じもしない誇張の無さ。
でも、その素朴さに親近感が湧いて不思議な惚れ惚れさがあった。

とにかく主人公のオリ マキが自分勝手でわがまま。
これもまたまた、その童心さと彼女以外投げやりになっちゃう感というか不器用さが刺さる!

ラスト"年寄りになって、幸せだったらいいね"で終わるのが、ボクシング全然関係無くなってむしろ清々しい。笑

オリ マキを見る彼女の姿、
オリ マキを観る彼女の姿、
何も期待しない愛って素敵だな。
jamming

jammingの感想・評価

4.3
こんな視点の映画は見たことないかも。。

素敵な一本です。

オリマキが子供っぽくて笑える。

、、、トロールいた。
あーーーこういう薄味なのに深いうま味がある映画、堪らん〜〜〜〜!!
rayconte

rayconteの感想・評価

5.0
その男は、戦いに生きるにはあまりに愛に満ちすぎていた。

実在したフィンランド人プロボクサー、オリ・マキをベースとした作品。
オリ・マキの心にはいつも花束がある。誰かに向けた愛と、思いやりをぎっしり詰めこんで。

画面はヌーヴェルヴァーグのオマージュらしきレトロな風合いで構成されている。
「MANK/マンク」も似た手法を取っていたことから、映画界ではにわかに流行がきていたのだろうか(たまたま?)。
主人公はプロボクサーではあるが、決してスポ根映画ではないし、いわゆる成り上がりものでもない。むしろ真逆だ。
オリは、常に自分以外の誰かのことを考えていて、それゆえにプロに徹しきれない。
誰かを想うことは迷いを生み、慮ることは重圧を生む。
まさに「レイジング・ブル」ジェイク・ラモッタの真逆のような男だ。
強くはないかもしれないけれど、決まりきった社会の評価基準の中で成果を出すことだけが「幸せ」ではないことを教えてくれる。
この映画のラストシーンを観たら、なるほど確かにこれは「オリ・マキの人生で最も幸せな日」だと納得するはずだ。

人は優しさや愛ばかりでは生きていけないが、それなしに生きていけるわけでもない。人生を冷徹に生きることは簡単で、愛しつづけることこそ挑戦なのだ。
きっと僕は、何かあるたびにこの映画を繰り返し観ては、幾度となく助けてもらうことになるだろう。
メラ

メラの感想・評価

3.5
【国を背負うボクサーだって一人の人間】
世界王者との戦いを控えるオリ・マキが一人の女性に恋をするヒューマンドラマ映画。

2020年にヌーヴェルバーグの肌触りを感じさせる映画が見れることに驚きました。
最近だとアンダードッグを鑑賞してボクシングシーン以上に人物描写を丁寧に映していますが、本作も人物描写に重きを置かれている作品でした。

それが「ある視点」部門で評価されているのかは分かりませんがボクシングに挑む男と彼を支える女性との人物描写が多めで新鮮で良かったです。
そこを大事にしているのかオリ・マキが試合よりも女性に恋する・一人の人間として有りたいという姿勢をセリフではなく目配せや表情で見せるところは良いし、それをヌーヴェルバーグのタッチで描くところに一種の心地良さもありました。

オリ・マキや彼のセコンドを通じてキャリアを貫く姿勢と家庭・人間としての尊厳を映す姿勢は良いけど、それが予告編や序盤で読みやすいのとボリュームが足りないなと思いました。
小さい世界観でテーマを映すのは良いけど、何かありそうでそこまで深い意味のないシーンもあったりストーリーを深堀りしても良かったかも。
こんな闘争心の見えない主人公のボクシング映画は初めて。

嫌なことなら逃げても良いんじゃないって言われてるような。

モノクロの意味は実話以上の価値を見いだせず。
白黒の美しさが光る!
森の中の二人乗りシーンはステキ。
この白黒と選曲で1960年頃の時代を表現できてるのはうまいけど、なんだかちょっと物足りない。ストーリー展開、テンポがしんどくなるときがある。残念。

カウリスマキっぽい選曲。ええ歌やな〜と心が反応する。フィンランドのサウナもいいね。
ペイン

ペインの感想・評価

3.5
フィンランド映画。
フィンランドといえばカウリスマキ。

ただ本作はそれ以上にモノクロのフィルムの質感だったり、ヒロイン像だったりがヌーヴェルヴァーグっぽい印象。

全体的には悪くはないんだけれど、そのどれもが“ぽい”だけで中途半端な印象は拭えなかった。
未島夏

未島夏の感想・評価

3.7
こんなに肩の力を抜いて観れるボクシングを扱った映画は、今のところ他には知らない。

開始から約15分間試合や練習風景を映したシーンが無かったり、クライマックスの試合シークエンスの淡白さを見る限り、そもそもボクシングというモチーフへの愛着をあまり感じない。

でもそれは悪い意味ではなく恐らく意図的で、オリ・マキとライヤ二人の求める考え、空間をいかに観客へ尊く思わせるかの演出としてとても効いている。



試合への熱量やボクシングに賭ける想いみたいなものが、この手の物語ではドラマ性を作り出すために重要視されるが、この映画はそういった思惑に背を向けて楽しげに歩いていく。

そんな軽やかさを象徴するラストがとても好きだ。
budd

buddの感想・評価

4.4
2020年86本目
いや〜この感じは好み過ぎ。淡々としたストーリーとモノクロ映像も良かった。普通この状況だとお国の為にもがむしゃらに頑張りそうだけどギリ減量頑張ったくらいで彼女の事が気になってしゃーないオリは中々図太いメンタルやな。とにかくオリとライアがキュートで可愛いかった。
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