“ゴッドファーザー・オブ・パンク”と呼ばれるイギー・ポップ&ストゥージーズをジム・ジャームッシュが撮ったドキュメンタリー作品。
他のドキュメンタリーとは愛情の度合いが違う。
イギーやメンバーのインタビューで綴られていますが、編集や映像を集めるのがさぞかし大変だったと思えるつくり。
例えば「ニューヨークへ行ったら」とイギーが言うと、当時のNYの映像が出てくるなど、いちいち言葉に沿った映像やアニメを入れるなど手が込みまくっている。
イギーへの愛と情熱ですね。
アメリカが混沌としていた60年代後半から70年代、破壊的なライブを繰り広げるストゥージーズがエネルギッシュでカッコいい!
「グラムロックでもヒップホップでもオルタナティブでもパンクでもない。俺は俺だ。」
この手のミュージシャンが早死にせずに、現在73歳にして生きていてパンクし続けていることが奇跡的かも。
BGMは大好きな♪I wanna be your dogで。