ある人物の秘書を務めていたダニー
ある日、彼女は思いつきから『KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR』よろしく、彼の愛車を掻っ払い海を目指すが、道中で先日自分を見かけたと主張する人達と出会う……
ジャケットの雰囲気だけで借りて参りましたが、正直面喰らった作品。まず映画の雰囲気が超お洒落！！画は綺麗だし、編集や演出も独特。音楽も『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』かと思う位色々な音楽が鳴り響くし流石フランス映画といった感じ。でもジャケットのB級ホラー感とは完全にかけ離れているので、人によってはブチ切れるんじゃないかな……
そしてもう一つ面喰らった点は先程も述べた編集や演出が独特な余り、終盤迄は観ててかなり難解でした。特にサブリミナル的に映し出される映像。定期的に挿入される海の映像。感情移入出来ない主人公の言動は観終わった後でもよく分からなかった
一方、粗筋やジャケットでも説明されていた「もう1人の自分」「身に覚えのない殺人事件」に関しては正直希薄なので、観ててあんまり面白くない……全編通して温度が低過ぎる……
私自身は独特な編集や演出が大好物なのでまだ許容範囲でしたが、ホラー映画としてはあまりオススメ出来ない作品でした。もし観る場合はジャケットを見た上での先入観などを全て取っ払ってから観る様に！！
雑記:主人公のダニーさん、流石フランス人と言った感じの金髪美女でございましたが、なんというか……顔のシミが酷過ぎます……
引きの絵で観ればまだ耐えられますが、ズームすると「あれ？黒色絵具混ぜた？」と思う位シミがヤバい。こういうのって化粧とかで誤魔化せないんですかね……？
