小麦番長

闇金ウシジマくん Part3の小麦番長のネタバレレビュー・内容・結末

闇金ウシジマくん Part3(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

part 3、2016年になり男性の「有名になりたい」「ビッグになりたい」の方法もちょっと変化。
映画の中でも「サラリーマンで一生終えるなんて愚か」的な風潮が増してきてる。

藤森慎吾はネットワークビジネスにハマる役ではなかったけど(頭ん中オンナのことでお花畑な役は合ってた笑)、相方の中田敦彦は自身のオンラインサロンで稼いでるとか、なんか勝手に自分の中でイメージが繋がって可笑しかった。

最後、本郷奏多くんが立ち上がろうと始めた農業ビジネスもさして成功はしてない描写とか現実みあって良かった。
ドラマの方では“口だけ” な底辺野郎が多かったけど、本郷奏多くんはウシジマくんが認めてたように、“動くだけは動いた” からね。
行動を起こさず口先だけなヤツより数億倍偉い。

しかしこんな風に映画で警鐘的に描いてても、YouTubeの広告に上がってくる「下のリンクにあるこのメソッドを読めばあなたも月収◯万円!」を買ってしまう人たちはたくさん居るんだろうな。

白石麻衣演じたりなは「命を懸けて勝負する男の人が好き」とか芯がある“風” に語ってたけど本郷奏多くんが堕ちれば結局ポイ。
わかりやすくて良い。
事務所的な理由からかあからさまな港区ジョシ的なイメージはまずいのか中身あるキャラぽく演出されてたけど一緒一緒。
港区ジョシを共感キャラで描くのは無理。
屋上のヘリを歩けとかオマエ何様だよ。
オマエは男が命を掛けられるほどの女じゃねーんだよカン違いすんな(役がね)

ラスト「ウチの事務所は結束が固い(=から辞めない)」を表現しながら、事務役の女性が毎回変わり今回はバカっぽい(役がね)最上もがになってたのは解せん。
小麦番長

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