温泉たまご

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。の温泉たまごのレビュー・感想・評価

3.1
2021-4

とある雨の日。風邪をひいていたビルは、弟ジョージーに紙で船を作ってあげた。水を弾くようにワックスまで塗られたそれを、道路に出来た水の道に浮かべるジョージー。船はどんどん進んでいき、排水溝の奥に落ちてしまう。ジョージーが覗き込むと、そこにはピエロのような格好をした不気味な男が立っていた。


ずっと観たいと思っていて、CSで録画していたやつをやっと観た。
面白い、と聞いていただけになんか拍子抜けというか。ペニーワイズはだだのびっくり要素というか、ビックリ箱的な感じ。ところどころ、(アニメかな?)と思うくらい動きがコミカル。もっと怖い系を期待していたので評価低めで。

知人からは「『スタンド・バイ・ミー』みたいな要素があった」と聞いて、私は実は『スタンド・バイ・ミー』観たことないけど、まあなんとなく言ってることは分かるかな。少年たちが青春の時間を過ごしつつ、自分たちの恐怖を克服するって流れはよかった。し、ビルが乗り越えるあのシーンはちょっと感動した。
ただやけに下ネタ多いのが気になったかな…小学生ってあんなものかな?

“それ”が大人たちに見えないのも、まあそのへんは“そういうもの”だと思えばまあ、気にならないけど…なんかもうちょっと説明がほしいかも?
ところどころ代名詞“it”、“she”の話が出てくるやつはとあるブログで解説見てとてもおもしろかったのでなるほど〜となった。

怖いのが見たい人にはオススメはしないかな。
あと相変わらず邦題と原題の差ががっかり。