軽い気持ちで見たけど普通に怖かったです。白昼堂々と現れるんがえぐすぎる。ベバリーがなんとなく尼神インターの誠子を彷彿とさせてきました。ちょっと入ってきづらかったです。みんな家庭に問題を抱えていたり、トラウマがあったりと、それぞれ恐れているものがありました。克服して大人になれば、それは見えなくなるということでしょうか。僕が小っちゃい頃は、空手の稽古がこわかったです。しばらくは楽しかったんですが、終盤は組手が本当に嫌だった覚えがあります。僕は身体がかなり小さかったので、うまく相手の懐に潜り込んで戦わないといけませんでした。相手の攻撃を紙一重で捌き、突っ込んでいく度胸が必要です。失敗すれば普通にやられるよりもずっと痛いけど、決まれば気持ちいい戦い方でした。試合では勝ったり負けたりやったんですが、自分よりデカいやつを倒すのが好きだったので、割と楽しくやれてたと思います。ある日の試合で、そんなデカくもないやつに、手も足も出ず負けてしまいました。体重の乗せ方もうまくて、どんだけ気張ってもめちゃくちゃ痛かったのを覚えています。そいつはその後も勝ち進んで優勝してました。あれは事実上の決勝ということやな。それから僕はスランプに陥ってしまい、毎週火曜日と木曜日が本当に憂鬱でした。でもあの日々があったからこそ、漫画の刃牙を楽しく読めているんだと思います。先生ありがとうございました！ちなみに今はまんじゅうが怖いです。いや、マジで。
