Keito

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。のKeitoのレビュー・感想・評価

4.0
平和な田舎町を襲う恐ろしいピエロの皮を被った怪物。

ティーンエイジャー達の忘れられない真夏の大冒険。

名著「IT」をアンディ・ムスキエティ監督の手によって新たにリブート。

排水溝の中から純粋無垢な少年、ジョージ―を見つめるペニー・ワイズ。
甘い誘惑をしながら突如として襲い掛かる凶暴な牙、、。
大切な弟を無くし、悲しみに暮れる中、不可解な少年誘拐事件を巡って、新たに発覚する衝撃の真実。

青春ホラー映画を代表する名作だと思います。怖さの中に確かに少年たちの「結束や絆」が描かれていて、ラストは涙なしでは見れない。

そしてペニー・ワイズを演じたビル・スカルスガルドの怪演には度肝を抜かれる...。Prime Videoの特典映像で仰っていたのですが、徹底的な役作りへの姿勢と生まれ持った才能によって生まれたペニー・ワイズは目を見張るものがあります。チェックを!

続編を早急に見ます!

映画情報

スティーブン・キングの代表作の1つで、1990年にはテレビドラマ化された「IT」を、「MAMA」で注目を集めた新鋭アンディ・ムスキエティのメガホンにより映画化。静かな田舎町で児童失踪事件が相次いで起きていた。内気な少年ビルの弟が、ある大雨の日に外出し、おびただしい血痕を残して姿を消した。自分を責め、悲しみにくれるビルの前に現れた「それ」を目撃して以来、ビルは「それ」の恐怖にとり憑かれてしまう。不良少年たちからイジメの標的にされている子どもたちも、自分の部屋、学校、町の中など何かに恐怖を感じるたびに「それ」に遭遇していた。「それ」の秘密を共有することとなったビルと仲間たちは、勇気を振り絞り、「それ」と立ち向かうことを決意するが……。
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