このレビューはネタバレを含みます
ペニーワイズの狂いっぷりが凄い。「ダークナイト」のヒース・レジャーを彷彿とさせるぶっ飛び加減。ホラーとしてもキッチリ怖がらせてくるし、青春映画としてもよくできている。スクールカースト最底辺のいじめられっ子軍団"ルーザーズ"が愛おしくて、ひとりひとり抱きしめて頭をワシワシしたくなる。いじめっ子というよりはただの狂った暴行犯ヘンリー(「はじまりへの旅」でもいいキャラしてたニコラス・ハミルトン)に反撃するシーンとか終盤リッチーがバットでペニーワイズに立ち向かっていくシーンとか、涙なくしては観ることができません。後半、大人になったルーザーズを誰が演じるか楽しみ!