もうミュータントも生まれてこなくなった世界
かつての仲間も居なくなり、酒浸りになったローガンはボロボロになりながらもタクシー運転手をしながらチャールズを匿いひっそりと生活
まずこのヒーロー映画とは思えない哀愁漂う空気感よ...
そして今回はミュータント同士がバチバチに戦うことはなく
ローガンのDNAを受け継いだ少女との出会い、そして共に逃げるというロードムービー
娘がただ普通に可愛いくて守ってあげたくなるというキャラではなく
あまり喋ることもなく本当に獣感があって「あ、ローガンの娘だわ」って分かりやすいのがまた良いよね
だからこその後半の距離感が本当にたまらない
今までのX-MENシリーズ当たり外れが激しいが、今作はもう親子のロードムービーとして1本の完成度が高すぎる