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LOGAN ローガンのEnceのレビュー・感想・評価

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)
3.0
まず初めに、R指定だから勿論グロテスクな表現がある事は間違いないのだけれど、子供への暴力的なシーンも多々あったので、そういったのが苦手な方へはお勧めできない。見てる観客が思わず声を上げるほどだった(国柄的に、リアクションを隠そうとしないというのもあるが)。

もう少し内容について書く前に、本編開始前のデッドプールのアレについて、とも思ったが、日本語字幕付きで既にネットにアップしてあるのを確認したので、気になった方はそちらを是非。あの短時間でも面白かった。

そしてネタバレしない程度に内容について言及すると、とりあえず子役の子が可愛い… 予告編を見てもらうとわかると思うが、とにかく可愛い…そしてとにかく強い… 無愛想なのにどうしてこんなに惹きつけられるのか(別に私が幼い子供に興味があるということではない)。とにかく強くて可愛いものだから、爽快すぎて、見てる側としては、笑うしかなかった 笑。その反面、しっかりその年齢通りに幼い部分も垣間見えて2度美味しかった(?)。
表現としては、今回初めてRPX(Regal Premium Experience)で見たというのもあり、アトラクション感が少しあった。低音で座ってる椅子が振動するというか何というか。あるシーンで、この振動をうまく活かせていたシーンがあったのだが、もしかすると、普通の劇場で見ると、ちょっと間延びしそう というか、滑稽に見えてしまうだろうな、というシーンがあった。是非確かめて頂きたい。
その他気になったシーンといえば、会話のシーンで、それぞれの背景の明暗のトーンが強すぎて気持ちよくないシーンがあった。が、それは私が神経質なのかもしれない。テンポはいいが、流れがぷつっと飛ぶシーンが無かったとは言えない。CGは勿論良かったし、迫力もあった。テレビに反射する人物は写っているが、カメラは写ってない なんていう細かい事も短いシーンではあるけど、あったりした。キャストもあんなにカメラに寄られてるのに、スッ と生気を消せたりさすがだな と。

舞台は2029年で、今と違うことといえば、貨物トラックが自動化?してた事くらい。そして、少し寂しいが、世代交代 という感じ。これから見る人には、"ウルヴァリン最強!!"を求めず、"ローラちゃん可愛い!!!!"の方が見終わった後の気分的にも良いのではないだろうか。

おじいちゃんがチューチュー言ってるのが可愛らしくて忘れられない。

十→X
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