このレビューはネタバレを含みます
劇場鑑賞作品。
最後は死ぬことになるのは分かってみていた。ウルヴァリンがどのような最後を迎えるのか、そこが見せ場だと思ってスクリーンを観ていた。
まさに死に際の父と娘の邂逅。
ウルヴァリンの表情が全てだろう。
十字架をXとする演出も見事。
突き放すような終わり方も私は良かったように思う。
ラストだけなら星は4つだ。
しかし、そこまでが長い。
敵もなんだか小粒感が否めない。
こいつはヤバイという感じがしない。
人工ウルヴァリンも強いが、あの銃弾があるじゃんと思って観ているから怖さはない。
戦闘の描写はリアル(ちょっとグロい)なだけに、もっとこいつは勝てんかもしれんという敵を相手にした戦闘シーンがあった方がより緊張感が増して、ラストもよりグッときたのでは。
みんな大好きウルヴァリンが死んじゃうのは寂しいが、世代交代した新たな物語に期待したい。
星は3.8とする。
あと、足の先からシャキーンと出るの、違和感がある。