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映画よ、さようならのmoonのレビュー・感想・評価

映画よ、さようなら(2010年製作の映画)
3.6
財政難で閉館に追い込まれたシネマテークの支配人が悲しみに暮れながらもまた新たな日常に一歩踏み出す。正直一回見ただけではピンとこなかったけど色んな人のレビューを読んでじわじわ良さが染みてきた

ふとした瞬間に昔見た映画のワンシーンを思い出すように、場がなくなったとしても記憶は見た人の心の中で永遠に生き続ける。主人公のおじさんの生活に急な変化があったように、人生こそがまさしく映画的で美しいんだという希望を感じるラストは確かに美しかった

「幕が降りても、人生は続く」
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