ズミ氏

バイバイマンのズミ氏のレビュー・感想・評価

バイバイマン(2016年製作の映画)
2.9
ストーリーは、面白いしラストもまあああいう選択しかない気もしますので、特にダメという気はしません。
バイバイマンという名前を知ってしまうと、幻覚をみてしまいどんどんおかしくなって周りの人間を殺してしまうようになるなか主人公がなんとかしようと立ち回る内容になります。

バイバイマンのメイクもいいし、ホラーとしては問題ないとおもいます。
みてる人を驚かそうとしたりするポイントはしっかり押さえています。
バイバイマンに見せられている妄想と現実がごちゃごちゃになるように演出もされていて、見ている人を驚かせようとする工夫はものすごく評価できます。

しかし、
度々映る列車の映像はなに?
バイバイマンとはなんなのか?
なんで犬を連れている?
結局、バイバイマンの目的は何?
(バイバイマンが人を殺したり誰かに何かをするシーンは一切ありません。
一応、触った人間の記憶を読むことはできるのかな?)
など、明かされない、説明されない内容があまりにも多すぎてポカーンとなってしまうとおもいます。

上記がわからないので人に勧められるほどの映画ではないと思いますが、ラストまで引き込まれる内容だったのは確かです。

あと、キャリーアンモスもちょい役で出演しております!!!(マトリックスのトリニティー役)
ズミ氏

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